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2020.07.09(木)学術活動

第61回日本臨床細胞学会総会春期大会にて、病理診断科の廣川、樋口、鈴木が講演

第61回日本臨床細胞学会総会春期大会は、本来6月5日から7日までパシフィコ横浜で開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大に伴い、現地会場での開催が中止され、「Web開催のみ」となりました。開催期間は2020年6月20日から1ヶ月間で、オンラインにて講演・発表・質疑応答が行われました。隈病院からは病理診断科科長の廣川満良医師と細胞検査士の樋口観世子技師、鈴木彩菜技師が参加しました。廣川満良医師と樋口観世子技師は、シンポジウム「甲状腺細胞診―さらなる発展へ向けての展望―」のシンポジストとして、それぞれ「細胞診専門医による採取の利点」、「甲状腺乳頭癌亜型の細胞像とその推定意義」を講演しました。鈴木彩菜技師は、要望講演「甲状腺細胞診 良性と悪性を見極める」、最優秀論文賞受賞講演「甲状腺細胞診のLBC―その有用性と標本の見方―」の二つを行いしました。いずれの講演も、隈病院での豊富な症例経験に基づいた穿刺手技と高い診断能力について解説しており、web上で行われたディスカッションでは、非常にわかりやすく、実際の診療の場でとても役立つ話であったとの高評価をいただきました。全国区でのWeb開催は今回初めての経験でしたが、現地会場での参加に比べて、自由な時間に講演を拝聴できること、興味ある部分は何回でも聞き直しできること、質疑応答がチャット形式で気楽にできること、など多くのメリットがありました。

廣川医師が座長としてシンポジウムのメンバーを紹介する一場面

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