臨床研究の情報公開
(オプトアウト)について
臨床研究のうち、後ろ向き研究(診療データのみをカルテ等から収集し、匿名化加工して用いる研究)では、患者様に対する積極的な侵襲や介入がありません。
そこで、診療データのみを用いて行う研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた倫理指針では、「必ずしも対象となる患者様お一人ずつから、直接同意を得る必要はないが、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要」とされています。このような手法をオプトアウトといいます。
当院では更なる診療の質向上のために後ろ向き研究による臨床研究を行うことがあります。それに伴い、本ページにて進行中の研究について公開し、オプトアウト形式による情報の開示を行っています。
研究のために診療データや検体が使用されることを望まない場合や、研究に関して知りたいことがある方は、各研究課題のPDF表内に記載されている担当者までお知らせください。
臨床研究一覧
- 甲状腺腫瘍の遺伝子異常と臨床病理学的特徴に関する研究
- 多臓器の神経内分泌腫瘍における支持細胞機能の解析
- 潜在性甲状腺中毒症を呈する機能性甲状腺結節患者におけるアイソト−プ治療前後の甲状腺機能および甲状腺関連代謝指標の比較
- 乳頭癌様核所見を伴う非浸潤性濾胞型腫瘍(NIFTP)および類似疾患のドライバー遺伝子に関する多機関共同研究
- 甲状腺腫瘍に特化した国産NGSパネル検査開発にむけた多機関共同研究2
- 甲状腺未分化癌におけるcleaved caspase-3(CC3)の異所性陽性局在
- 甲状腺・副甲状腺疾患における臨床病理学的・分子病理学的検討
- 空間的遺伝子発現解析を用いた疾患病態機序の解明
- 隈病院での疾患診断および治療の妥当性・成績の検討