患者さんの健康チェック

研究・発表など新しいチャレンジがしたい。
新卒から挑戦できる環境がある。

高校のときに通っていた塾の講師が臨床検査技師の養成学校に通われていて、その方の話を聞くうちにこの仕事に興味を持ち始めたのがきっかけです。
よく怪我や病気で病院に行った際、生化学や免疫などの検査値を目にする機会があり、それらの領域を学びたいと思い臨床検査技師を目指しました。
神戸常盤大学を卒業。WEB サイトを見て、研究や発表などにチャレンジする姿勢に理解があることを知り、隈病院に新卒で入職しました。

臨床検査技師 2019 年入職 S・T さん

インタビュー

隈病院を選んだ理由を教えてください。

ひとつのことを深く追求したい性格のため、「ここでしか経験できない」といった要素がある隈病院に魅力を感じました。
日本有数の甲状腺の専門病院であることから、甲状腺の試薬を使った検討ができる経験は、他の病院では得ることは困難です。
また、ほかの病院と比べて当直や救急がないことから、研究や発表のための時間を作ることができる点も、大きな理由です。もともと明石で育ったため、馴染みのある神戸で働きたいという気持ちがあったことも、隈病院を選んだ理由のひとつかもしれません。

実際に働いてみて、いかがですか。

教科書にある典型的な検査結果だけでなく、投薬やヨード治療、術後などで 様々なパターンの結果を目にします。 毎週、開催されている院内のカンファレンスに参加し、症例についてや超音波所見、病理所見などについても学んでおり、日々新しい発見がたくさんあります。
また、他の病院で働いている同級生に聞くと、生化学検査室に入って 3 ヶ月後に生理機能検査に移動になるなど、「ようやく慣れてきた・わかってきた」という頃に異動(業務変更)になることが珍しくないようです。当院では基本的に異動 (検査室内での室移動)がないため、専門性をより追求して高めることができます。

隈病院のメリット・デメリットは?

メリットは、数多くの甲状腺ホルモンや自己抗体を測定している検体があるため、一般病院では実現できないような検討が可能なところだと思います。 さらには、学会発表や論文作成にも積極的に力を入れられる環境であるため、思い通りにスキルアップが見込めます。
デメリットは、甲状腺に関する検査が中心なため、幅広い検査の知識を得ることが難しい点でしょうか。

現在の働き方や入職前からの変化について。

入職後は先輩方が丁寧に指導してくれる環境であり、新人を対象とした勉強会なども企画しています。 現在は精度管理担当者として検体検査の精度に関わる業務を担っています。 定期的に開催される検査管理委員会に参加し、検査値の管理状態を院内に報告しています。さらには、試薬基礎検討や異常値が出た時の原因究明なども行っております。
最近では院内の多彩な職種が集まるカンファレンスで発表したりもしています。

08:30
出勤
※早番勤務のスタッフは、7時に出勤
検体検査開始
(1日600〜700名 ※初診・再診含む
/血液検査、免疫検査、生化学検査、採血業務などを
1日6〜7名の技師にてローテーションで回す
★同時進行にて別チームが超音波診断、細胞診断を実施
11:00
休憩(1時間)
※12:00~、13:00~、順次交替で休憩へ
12:00
午後の業務開始
16:00
検査機械のメンテナンス
17:00
退勤