患者さんの健康チェック

チーム一丸となって見識を磨き、
心地よい看護ケアを追求

大学を卒業後、まずは基礎を固めるため教育体制が評判だった総合病院へ。混合病棟の脳外科に配属され、病棟看護の基本スキルを習得。プリセプターとして後輩指導を担い、チームリーダーも経験。その後、今後のステップアップのため、他の病院を経験しておきたいと考え、転職を決意。神戸でも評判の隈病院へ。現在、入職6年目。手術室看護科にて主任を務める。

看護師 2013 年入職 Y・H さん

インタビュー

隈病院を選んだ理由を教えてください。

以前は総合病院の混合病棟で働いており、脳外科で6年にわたって看護を極めてきました。次のステップとして「新しい分野を深めたい」と専門病院への転職を検討。その中で選んだのが隈病院です。甲状腺疾患の手術実績は全国指折りで、圧倒的な数の症例から多くが学べると考えました。もともと神戸では名の知られた病院ですが、実際に通院する友人家族から、診療内容や接遇の評判も耳にしていましたし、隈病院に勤める先輩看護師から人間関係の良さを聞いていたのも決め手になりました。

実際に働いてみて、いかがですか。

ずっと病棟看護だったところから、手術室へ配属。手術室看護は初めてで戸惑いましたが、プリセプターの方が一つひとつチェック項目に沿ってご指導くださり、1年ほどで一通りの業務をマスター。師長や主任も気にかけてくれ、分からないことをすぐ相談しやすい環境でした。また、以前の病院は、術前訪問は必須でなかったのですが、隈病院では術前・術後訪問100%を目指しています。特に術前フォローは、手術室に入る時に知った顔がある安心感につながっており、良い取り組みだと感じました。

隈病院のメリット・デメリットは?

ドクターが毎週主催する症例検討会に看護師も参加でき、見識を高めることができます。翌週行われる手術がいくつか抜粋され、CT画像やエコー図を見ながら、ドクターが疾患の詳細や治療方針を説明。その上で手術にのぞむため、理論と実践の両輪でより理解が深まります。ドクターとのコミュニケーションも壁がなく、円滑な補助が実現できています。ただ、縦に深く学んでいくため、幅広く知識を得たい方には不向きかもしれません。医療業界全般の動向をタイムリーに知るには、自らセミナーや研修に積極的に参加するなど、貪欲に吸収する姿勢が求められます。

現在の働き方や入職前からの変化について。

基本的に救急対応や当直はないため、以前の病院のように22時、23時に業務終了…ということはなくなりました。オペが遅くなる日も、その日の居残り当番が担当。毎週木曜日に翌週のシフトが提示され、自分の居残り日も分かるのでプライベートの予定も立てやすいです。
現在は主任として、手術看護科全体の知識・スキルの底上げに注力。特定疾患の手術症例、病棟フォローなど、テーマに沿ったチーム勉強会を開き、広い視野で看護サービスの向上に努めています。

08:30
業務開始、申し送り事項共有(オペ件数、注意点など)
09:10
午前のオペ順次開始
11:30
休憩(1時間)
12:40〜、12:50〜、13:00〜にオペ順次開始
※外来・手術の状況によって前後あり
12:40
午後のオペ順次開始
※臨時オペに対応することも
17:00
退勤
※居残り当番が1日4名つき、オペ終了まで担当