検査について
正確、迅速、的確な
診断と治療を提供するために
主要な検査は予約制ではありません。診察当日に行い、結果がすぐにわかります。
検査される患者様へのお知らせ
医師から絶食・絶飲の指示が出ていない方は、検査前でもお食事をとっていただいてかまいません。検査結果に影響がでる方のみ医師から指示いたします。
検査に対する隈病院の取り組み
- 甲状腺機能など主な血液検査はすべて院内で測定し、約90分で結果が出ます。検査結果の品質を確保するため、精度管理を徹底しています。
- 超音波検査は、医師が瞬時に甲状腺の全体像が把握できるよう日本超音波医学会の診断基準に基づいた図解によるレポートで報告。さらに当院独自の分類を用いて評価することで細胞診の穿刺部位の決定にも役立っています。
- 穿刺吸引細胞診は、病理診断を行う医師が自ら細い針を首に穿刺し、細胞を採取します。標本の完成度が高く、高精度の診断を可能にしています。
- 放射線検査は一部の検査を除き、甲状腺シンチグラフィを含め予約なしで当日に結果が出ます。また、精度管理中央機構の撮影技術認定を取得した女性技師が4名在籍しており、マンモグラフィの撮影は全て女性技師が担当しています。
検査部門の資格情報 | |
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当院の臨床検査技師、診療放射線技師はさらにスキルを磨くため、下記の資格も取得しています。 | |
臨床検査科 |
超音波検査士 5名
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放射線科 | 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 4名 |
病理診断科 | 細胞検査士 5名
国際細胞検査士 (C.F.I.A.C.) 3名 二級臨床検査士(病理学) 1名 認定病理検査技師 1名 緊急臨床検査士 1名 |
検査の種類
血液検査
血液検査の結果がでたら、診察時に結果用紙をお渡しします。甲状腺、副甲状腺の検査やその他の一般的な検査における各検査項目の特徴などくわしくはこちらのPDFをご覧ください。
甲状腺ホルモン検査
血液中のホルモン量を調べることで、甲状腺の機能が正常に働いているかどうかがわかります。
甲状腺自己抗体検査
甲状腺異常を起こすもとになる自分の体を攻撃する自己抗体を調べます。
超音波検査
超音波を体にあてて、甲状腺の大きさ、結節や炎症の有無、リンパ節の腫れなど形状所見を調べます。
頸部レントゲン撮影
X線を使い、正面と側面の2枚を撮影します。当院独自の撮影法を用い、より高精度でスピーディーな検査を実施しています。
甲状腺摂取率検査
甲状腺摂取率検査は、甲状腺の機能を評価するために行われる検査です。検査精度を高めるため、ヨウ素制限する必要がある場合があります。
甲状腺シンチグラフィ検査
甲状腺シンチグラフィ検査では甲状腺の大きさ、位置、形態だけでなく、機能を知ることができます。
CT撮影
甲状腺がんと周囲臓器(気管、食道など)との関係、リンパ節転移の有無、遠隔転移(肺転移など)の有無、再発チェックなどに用いられます。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査は、乳房のX線撮影検査で、手で触れにくい小さな乳がんや、しこりの形成がない乳がんの早期発見にも有用な検査です。
穿刺吸引細胞診
超音波検査で甲状腺の内部を確認しながら、しこりに細い針を刺して細胞を採取し、顕微鏡で細胞が良性か悪性かを診断します。
遺伝子解析
多発性内分泌腫瘍症1型(MEN1)・2型(MEN2)など、確実な診断・治療を行うために遺伝子解析を行っています。