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2020.09.09(水)学術活動

第93回日本内分泌学会学術総会学会報告

2020年7月20日〜31日に第93回日本内分泌学会学術総会が、COVID-19蔓延のためWebにて開催され、隈病院の医師が多数参加しました。講演としては、副院長の赤水尚史医師が、シンポジウムで「ホルモン受容機構に関する異常症研究班の活動」について講演を行い、教育講演でも「自己免疫性甲状腺疾患の診療」ついて講演を行いました。口演発表では、内科科長の伊藤充医師が、「甲状腺癌全摘後TSH抑制療法患者における血清甲状腺ホルモン測定に関する再考」について発表しました。診療支援本部長の西原永潤医師は、「甲状腺微小癌を併存したバセドウ病12症例に対するアイソトープ治療後の転帰と腫瘍サイズ変化」について発表しました。内科の工藤工医師は、「眼科的治療が必要なバセドウ病眼症の頻度」について発表しました。内科の笠原俊彦医師は、「サイログロブリン遺伝子異常症患者における甲状腺体積と甲状腺ホルモンバランス」について発表しました。内科の羽田幹子医師は、「甲状腺ホルモン不応症と自己免疫性甲状腺疾患合併例の検討」について発表しました。ポスター発表では、深田修司医師が、「TRAbとTSAbの乖離を追跡できたバセドウ病眼症の1例」について発表しました。中村友彦医師は、「甲状腺微小癌経過観察患者と手術患者のQOL・心理的問題に関する検討」について発表しました。髙坂和芳医師は、「問診からバセドウ病を推定する試み」について発表しました。正木ゆづき医師は、「妊娠中に抗甲状腺薬の再開を要したバセドウ病寛解症例」について発表しました。南方瑞穂医師は「免疫測定法の干渉物質によりバセドウ病に類似した検査結果を呈した3症例」について発表しました。学会は、日本国内のみならず、海外からも参加者があり、活発に内分泌代謝疾患に関する様々な情報の交換が行われました。

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