2022.04.11(月)学術活動
名誉院長宮内がWorld Congress on Thyroid CancerにPanelistとして参加
年1回開催されてきたWorld Congress on Thyroid Cancer(世界甲状腺癌学会)は新型コロナ感染症の影響で昨年に引き続き今年もWeb開催となり、2022年4月9日(土)日本時間午後9時から開催されました(写真1)。当院名誉院長宮内 昭はWorld Wide Thyroid Cancer Guidelinesのセッションにパネリストとして参加しました。甲状腺癌の取扱いに関するガイドラインには、日本、米国、ヨーロッパのガイドラインがあり、世界の色々の国々にはそれぞれ独自のガイドラインも存在するようであり、その内容にはいくつかの相違点もあります。今回のセッションでは、米国のUlken教授、Davies準教授の司会のもとに、米国、メキシコ、ドイツ、南アフリカ、インド、そして日本などの甲状腺癌の専門家たちが参加し、提示された具体的な症例に対する取り扱いに関してそれぞれの国や地域における取扱いに関して活発な意見交換が行われました(写真2)。学会の主催者によると非常に多くの視聴参加者があり、学会は大成功であったとのことです。なお、今年は10月にも同様のWeb開催が予定されています。
写真1
写真2