2023.05.17(水)学術活動
第43回アメリカ内分泌外科学会に参加
2023年4月28日から5月1日に米国アラバマ州バーミンガムで開催された第43回アメリカ内分泌外科学会に当院の名誉院長宮内 昭と頭頸部外科の山本雅司が参加しました。バーミンガムは米国南部の都市でキング牧師が公民権運動を始めた教会や公民権活動博物館があります。いわゆるディープサウスであり、治安が懸念されましたが、学会会場の付近は全く問題がありませんでした。また、コロナ感染症がかなり収まったので今年の参加者はコロナ以前より多いくらいで大変盛況でした。山本は積極的経過観察中の甲状腺微小乳頭癌の腫瘍体積変動を分析し、腫瘍が増大する症例は少なく、逆に縮小する症例も多いこと、この様な腫瘍体積動態が年齢層によって変化することを報告しました。宮内はこの学会には毎回出席していますが、毎回、最新の情報が得られるので色々と刺激を受けました。日本からの参加者が年々減少し、今年は当院からの2名のみであったのは少し残念でした。
写真1:ポスター発表をする山本医師
写真2:アメリカ内分泌外科学会の旧知の医師たちと談笑する宮内名誉院長