2024.05.07(火)学術活動
アメリカ内分泌外科学会のAAES Award of Distinctionを受賞
2024年4月20日から22日に米国テキサス州ダラスで開催された第44回アメリカ内分泌外科学会(American Association of Endocrine Surgeons, AAES)において、当院名誉院長宮内 昭に第1回のAAES Award of Distinctionが授与されました。
この賞は、内分泌外科分野への顕著な貢献をし、かつAAESに対して価値がある関与をしたことに対するものです。
宮内は北・中・南のアメリカ在住ではないので正会員ではなくcorresponding member(連絡会員、準会員)です。
会長のCarmen C. Solorzano教授によると、学会の規約ではcorresponding memberに対してこの様な賞を授与することができなかったので、今回の学会では予め規約を改訂した上での授賞としたとのことでした。
当院で1993年から世界に先駆けて取り組んできた低リスクの甲状腺微小乳頭癌に対する積極的経過観察、反回神経再建術、ダブリングタイム、ダブリングレートなどの多くの研究が高く評価されたのです。
写真1:学会のバンケットにおいて授賞の案内に驚く宮内名誉院長
写真2:会員総立ちでの拍手に感謝する宮内名誉院長
写真3:授賞への謝辞。右が会長Solorzano教授、左がSecretaryのMiller教授
写真4:AAES Award of Distinction