2024.06.03(月)学術活動
第36回日本内分泌外科学会総会 参加報告
2024年5月23日 、24日、 25日の3日間、第36回日本内分泌外科学会総会が福岡県久留米市で行われました。
宮院長補佐がパネルディスカッションで「無症候性原発性副甲状腺機能亢進症の治療」を口演、
小野田診療本部長がポスターで「Kartagener 症候群(完全内臓逆位、慢性副鼻腔炎、気管支拡張症)患者に見られた Basedow 病の手術例」を発表し、パネルディスカッションとランチョンセミナー、一般口演の各座長を、
伊藤外科顧問は教育セミナー「甲状腺腫瘍診療ガイドライン 2024 改訂のポイント」とシンポジウム「甲状腺低リスク微小乳頭癌の積極的経過観察について」の口演とシンポジウムの座長を、
廣川病理診断科科長が一般口演「甲状腺癌個別化医療に向けての病理診断科としての対応」を、
木原外科科長が一般口演「甲状腺髄様癌術後フォロー時の画像検査による再発部位検索の適正な時期」の口演と一般口演の座長を、
東山外科副科長はパネルディスカッション「甲状腺未分化癌病理標本における TTF-1 および PAX-8 の染色性」の口演と一般口演の座長を、
舛岡外科副科長はパネルディスカッション「原発性副甲状腺機能亢進症の手術を成功に導くためのノウハウ」、ビデオセッション「術中神経モニタリングを使用した甲状腺癌神経浸潤症例の手術手技」の口演とビデオセッションの座長を、
佐々木頭頸部外科医長は一般口演「慢性甲状腺炎に対する手術の意義」を、
山本医師は一般口演「当院における甲状腺分化癌および低分化癌に対するレンバチニブ治療成績の検討」を、
松永医師はポスター「WDT-UMP 内に発生したと思われるびまん性大細胞型 B 細胞リンパ腫の一例」を、
川野医師はポスター「篩状モルラ甲状腺癌は積極的経過観察の適応となりうるか?」を、
足立医師はポスター「サイログロブリン測定が早期発見に有用であった甲状腺低分化癌腹壁皮下再発の一例」を、
病理診断科鈴木細胞検査士が「橋本病急性増悪例の臨床・病理学的特徴」を発表しました。
全国から甲状腺・副甲状腺外科を診療している多数の医師が参加し、活発な討論が行われました。