2024.06.11(火)学術活動
第65回日本臨床細胞学会総会春期大会 参加報告
2024年6月7日~6月9日に、大阪国際会議場において第65回日本臨床細胞学会総会春期大会が開催されました。
シンポジウム「めざせ!甲状腺細胞診マスター」では、鈴木彩菜細胞検査士と田中歩紀細胞検査士が、それぞれ「めざせ!甲状腺細胞診マスター:甲状腺細胞診お悩みアンケート結果の概略」「これであなたも甲状腺細胞診マスター~リンパ腫~」を発表し、立ち見がでるほどの参加者があり、熱い討論が繰り広げられました。
スキルアップ企画では、廣川満良医師が、「甲状腺:クルーを極めればピットフォールは怖くない」と題して、細胞診標本の基本的な見方を講義しました。
口演では、樋口観世子細胞検査士が「甲状腺細胞診における悪性の危険度と臨床的対応-ベセスダシステム第3版との対比」を発表し、本邦と欧米との細胞診報告様式における悪性の危険度や臨床的対応の違いを明らかにしました。
(写真1)スキルアップ企画で発表する廣川満良医師
(写真2)口演中の樋口観世子細胞検査士