患者さんの健康チェック

女性技師にしかできないことがある。
専門知識を深め、医療に貢献したい。

高校生の頃に、学校の講演会で女性診療放射線技師の方のお話を聞く機会があり、女性技師が求められているという話に触れることがありました。
男性技師の割合が多いこの職業において、マンモグラフィや女性技師だからこそできる患者さんへのサポートなどにやりがいを感じ、医療に貢献できる分野だと考えてこの仕事を目指しました。
学生時代に求人サイトから隈病院を知り、先輩技師のインタビューなどを見て共感し、大学卒業後に新卒で入社いたしました。

放射線技師 2020 年入職 N・K さん

インタビュー

隈病院を選んだ理由を教えてください。

新卒で専門病院で働くことのデメリットや不安もありましたが、それよりもメリットのほうが大きいと感じました。隈病院は甲状腺の専門病院として全国屈指の症例数があり、甲状腺疾患について深く掘り下げて学べるため、高い専門性を身につけることができます。甲状腺疾患は女性の割合が著しく高く、また入職1年目からマンモグラフィ検査に携わることができるので、女性技師として活躍し経験を積める場であると考えました。まずは早期に検診マンモグラフィの資格を取得して、より活躍したいですね。

実際に働いてみて、いかがですか。

新卒で入職し、一般撮影、CT撮影、RI検査の一通りを経験することができました。先輩方に撮影技術や画像処理などで分からないことを相談すると、丁寧なアドバイスをいただけるので心強いです。
専門病院として甲状腺に特化した独自の検査法が存在するため、より良い画像を追求して様々な工夫がされています。他にも、始業前に行われるドクターの症例提示や、治療方針がディスカッションされる画像・症例検討会で得られる知識など、学校では学ぶことのできないより深い知識をつけることができます。

隈病院のメリット・デメリットは?

スキルアップ面では、SPECT/CTを導入している点でしょうか。大きな病院だとありえますが、専門病院の規模で最先端の装置を用いて高度な検査を経験できるのは稀だとおもいます。業務内容も全く違うので、それを経験できることは大きなメリットですね。
あとはライフワークバランス。救急や当直がなく、居残り当番以外は定時退勤することができ、お盆などの長期休暇もあるため、仕事とプライベートを両立することができます。デメリットとしては、甲状腺に特化した病院なので撮影部位や検査が限られているといったところでしょうか。

現在の働き方や入職前からの変化について。

救急・当直がなく定時退勤が基本であることから、子育てしながら働いている先輩スタッフが多く、将来的な視点でも安心して務めることができます。
自分に投資できる時間が多いことで、画像・症例検討会に参加できたり、外部の講演会に参加するなど学びの機会を多く持つことができます。
私自身、検診マンモグラフィ撮影診療放射線技師の資格を取りたいと考えているため、積極的に学べる環境があることはとても有り難いです。

08:00
画像検討会、症例検討会
08:30
朝礼で1日の検査内容の確認業務開始。
レントゲン、CT撮影、マンモグラフィ、RIと担当が割り振られ、ドクターの指示に従い検査を実施。
12:00
休憩(1時間)
11:00〜、12:00〜、13:00〜順次交替で休憩へ
13:00
午後の業務開始
※病室やオペ室にて緊急の撮影依頼に対応することもあります。
17:00
退勤
※居残り当番が1日1名つき、外来終了まで担当します。