患者さんの健康チェック

薬剤師

薬剤師

知識に磨きをかけ、
医療人の一員として
高度な治療に貢献

正確な調剤と医薬品の安全管理、適正使用に努めています。また、最新の医療動向や薬剤情報を敏感に捉え、甲状腺疾患について高い専門性を有した薬剤師をめざします。

仕事内容

ドクターや看護師とも密に連携し、
一歩踏み込んだ指導を実現。

ただ処方に従って調剤だけをするのではなく、ドクターや看護師をはじめ他科の専門スタッフとコミュニケーションをとりながら、一歩踏み込んだ調剤や服薬指導を行えるのが、病院薬剤師のやりがいです。その中でも隈病院は、比較的小規模であるため、業務が分業化される大病院とは違い、発注や品質管理、薬剤情報の発信など多岐にわたる業務を経験可能。そのため、人間関係も薬局内だけに留まらず、幅を広げていける魅力があります。また、抗がん剤治療法として注目される分子標的薬など、最新薬剤の検討会に参加する機会にも恵まれています。

業務の区切りが明確で、仕事終わり
の趣味の時間もしっかり確保できる。

100%近くが院内処方箋となり、外来調剤、監査、投薬がメインの業務となります。外来数は多いですが、緊急の入院対応や当直、残業があまりないため、基本的には17時に業務が終了。業務の区切りが明確で予定を立てやすく、仕事終わりの趣味を充実させているスタッフも多いです。また、電子カルテをはじめシステム面が充実しており、薬剤指導や入退院管理の書類一つとっても、瞬時に個人毎のデータを呼び出して薬歴や治療状況を把握することが可能。患者の皆様にとっての安心感はもちろん、煩雑な確認作業に追われることもありません。院内も定期清掃が行き渡った清潔感のある空間で、心地よく働けます。

処方箋だけでは見えない背景を読み、
医療人としての誠実な心配りを。

年間平均1日あたり約400枚の外来処方に対して、調剤・監査・投薬を実施。専門病院ゆえ処方内容自体はシンプルですが、それだけに同じ薬でも規格別に複数の薬剤があり、見落としを防ぐには集中力が不可欠です。また、入院業務は複数名でのチーム担当制ではなく、入院から退院までを一人の薬剤師が一貫して受け持つ体制を導入。患者の皆様からの疑問や相談に対して、ドクターへの確認や、カルテをもとにした説明など、医療に関わる一員として安全な投薬・正確な情報提供に努めています。

薬剤師6~7名体制で、1日平均400枚を超える外来・入院調剤に対応

平均で1日400枚以上、多い日で500枚を超える処方箋に対応。外来調剤・入院調剤がメイン。1日の外来数は平均して600〜700名、手術件数は8〜10件。1日5〜6名体制で業務を行っています。注射担当は2名体制とし、新人だけで実施することがないよう徹底しています。

外来・入院の調剤(化学療法調製を含む)

来院数が多い隈病院で発行される処方箋は、1日平均約400枚。限られた時間のなかで、膨大な量をミスなく調剤・監査・投薬する集中力が必要です。また、調剤履歴は、認識に齟齬がないよう画像におさめてデータ管理し、安全で正確な薬剤提供を徹底。お薬に関する質問や相談にも対応します。抗がん剤の調製については、閉鎖式の器具を用いるなど、職員の安全に配慮しています。

薬剤管理指導

入院中に使用するお薬について、飲み合わせやアレルギーなどを踏まえた薬歴管理や、処方のご提案をします。緊急入院のケースはほとんどなく、ほぼ100%の方が予定通り入院し、処方パターンもシンプルなため、計画的にゆとりをもって管理指導を行えます。また、入院業務は一人の薬剤師が退院まで責任をもって担当するため、患者一人一人の症状や治療の進捗を正確に把握できます。休暇取得についても、不在中は全員でサポートする体制が整っています。

薬剤管理・薬品情報業務

【薬剤管理】医薬品の供給や返品に対する在庫数のチェック、不備がないかなどを在庫管理システムにて管理・調整。また、保管に関しては、温度・湿度・光を厳密に調整して品質を保ち、安全な取り扱いを守ります。
【薬品情報業務】患者の皆様や院内スタッフに向け、薬剤情報や副作用に関する情報を提供します。製薬メーカーの作成資料などをもとに、お知らせ発行などを通じて発信。薬剤の適切で有効な使用と信頼向上に努めます。

仕事場の光景

薬剤師として所属する先輩の紹介や、スケジュールなどをインタビュー形式でご紹介します。