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2021.11.01(月)学術活動

第54回日本内分泌外科学会学術大会に参加しました

2021年10月28日〜29日に第54回日本内分泌外科学会学術大会が完全WEB上で開催されました。当院からはシンポジウムで副院長宮章博が「非特異的症状を有する原発性副甲状腺機能亢進症への手術適応」、外科副科長東山卓也が「当院における甲状腺未分化癌に対する分子標的薬治療」、外科副科長舛岡裕雄が「術前から声帯麻痺を伴った甲状腺癌手術147症例の検討」を講演し、パネルディスカッションでは病理診断科室長の細胞検査士樋口観世子が「Whole slide image でみる甲状腺穿刺吸引細胞診の見方」について講演し、イブニングセミナーで診療本部長小野田尚佳が「がんゲノム医療時代の甲状腺癌における、MKI の役割」を講演しました。さらに、一般口演で小野田尚佳が「新型コロナウイルス感染症蔓延下における当院での甲状腺外科診療」、伊藤康弘が「甲状腺硝子化索状腫瘍をどう取り扱うのか?」、木原実が「甲状腺髄様癌における生化学的治癒予測因子」、藤島成が「当院での通常型乳頭癌と “いわゆる”aggressive papillary thyroid carcinomaのKi-67標識率と予後の検討」、佐々木崇博が「病理組織診断で悪性所見を認めなかった甲状腺結節の術後に肺転移を来した症例」、安藤孝人が「高カルシウム血症を呈した原発性副甲状腺機能亢進症の術前におけるゾレドロン酸製剤使用経験」を発表し、一般ポスターでは佐野奨が「術前に一側声帯麻痺があり、術中両側反回神経浸潤を認めたが、両側ともに反回神経を剥離温存しえた一例」、能田拓也が「甲状腺片葉切除後の残葉甲状腺に出現した微小癌の経過 -第2報-」を発表しました。さらに、宮章博、木原実、伊藤康弘、廣川満良、舛岡裕雄が色々のセッションの座長を務めました。このように、当院から多数が参加しました。この学会には、外科医以外にも内科医、放射線科医、病理医も参加があり、Zoomにて活発な意見交換がなされました。

写真1:診療本部長 小野田尚佳

写真2: 病理診断科科長 廣川満良

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