2021.11.24(水)学術活動
第60回日本臨床細胞学会秋期大会(米子)に参加
2021年11月20日(土)・21日(日)に第60回日本臨床細胞学会秋期大会が現地とWEBのハイブリッドで開催されました。当院からは、病理診断科の廣川満良と林俊哲が教育講演としてそれぞれ「甲状腺細胞診における最適な穿刺法・塗抹法」「甲状腺の正常組織と細胞診断に直結する組織学」を講演しました。室長の樋口観世子はワークショップで「甲状腺髄様癌を見逃さない・間違わないみかた」を講演しました。細胞検査士の鈴木彩菜はミートザエキスパートにてバーチャルスライドを用いて「甲状腺細胞診の見方」を講演しました。細胞検査士の田中歩紀と山尾直輝はそれぞれ「嚢胞集簇型甲状腺乳頭癌―10 例の細胞学的特徴と診断的意義」「核の溝や分葉核が目立ち,乳頭癌との鑑別が困難であった甲状腺髄様癌の2例」をポスター発表しました。現地参加者は多くありませんでしたが、逆に活発な意見交換がなされました。今後5000人以上の参加者が私たちの講演・発表をWEB上で聴講できることになっています。
写真:教育講演をする病理診断科の廣川満良