2023.06.14(水)学術活動
第96回日本内分泌学会学術総会学会報告
2023年6月1日〜3日に第96回日本内分泌学会学術総会が、名古屋国際会議場でWebとのハイブリッドにて開催され、隈病院の医師が多数参加しました。
講演としては、赤水尚史院長が、ランチョンセミナーで「甲状腺診療における課題と最近の動向」について講演しました。内科副科長の西原永潤医師は、同じくランチョンセミナーで「甲状腺機能亢進症の治療選択とその実際」について講演しました。
内科科長の伊藤充医師は、シンポジウムで「無ないし萎縮甲状腺状態でレボチロキシン投与を行っている患者における疾病管理」について講演しました。
口演発表では、外科の宮章博副院長が、「MEN1における原発性副甲状腺機能亢進症の外科治療:診断技術の進歩に伴う術式の変化」について発表しました。内科科長の伊藤充医師は、「甲状腺組織の有無に基づく新たな管理方法によるレボチロキシン単独療法の現状」について発表しました。内科顧問の深田修司医師は、「マクロTSH血症をいかに見出すか」について発表しました。内科の久門真子医師は、「当院における先天性甲状腺機能低下症診療の現状と今後の課題」について発表しました。内科の山岡博之医師は「甲状腺全摘術後にTSH受容体抗体が上昇し、甲状腺眼症が顕在化した3症例」について発表しました。内科の出口ハンナ医師は、「成人サイログロブリン遺伝子異常症における遺伝子変異部位による組織像の差異」について発表しました。
学会は、多数の参加者があり、活発に内分泌疾患に関する様々な情報の交換が行われました。