2023.12.18(月)学術活動
第51回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会 出席報告
2023年12月16・17日、第51回日本乳腺甲状腺超音波医学会学術集会が秋葉原UDXにて行われました。
本学会の会長は以前当院の外科(現 昭和大学横浜市北部病院 甲状腺センター准教授)に勤務されていた福島光浩先生であったことから、当院や以前当院に勤務していた多くの先生方が参加していました。
病理診断科の廣川満良は、甲状腺用語診断基準委員会プレゼンツ“甲状腺癌の遺伝子診断への展望”にて「本邦における甲状腺癌遺伝子診断の展望」を講演、そして、甲状腺超音波ガイド下穿刺診断専門資格認定委員会の教育セミナーでは「甲状腺穿刺材料の理想的な塗抹法・固定法」を解説しました。
外科の舛岡裕雄は、ランチョンセミナー“エキスパートに学ぶ手術戦略”にて、「術中神経モニタリングを活用した甲状腺手術手技の実際 ~これまでの手技と何が変わるのか~」を(写真1)
臨床検査科の宮本智子は、甲状腺用語診断基準委員会プレゼンツにて、「超音波上良性にみえる乳頭癌およびかつて乳頭癌に分類されていた腫瘍」を講演しました。
臨床検査科の御領里絵は、一般演題にて、「バセドウ病でみられる多発微細高エコーの超音波所見と由来に関する検討」を発表し、微細高エコーに関する新知見に会場の注目を集めました。
また、本学会の特別企画であった“初心者超音波ハンズオンセミナー”にて、臨床検査科の大下真紀、御領里絵、西川紗世、宮本智子が講師を務めました(写真2)。
(写真1)「術中神経モニタリングを活用した甲状腺手術手技の実際 ~これまでの手技と何が変わるのか~」を講演する舛岡裕雄医師
(写真2)初心者超音波ハンズオンセミナー(超音波機器の使い方の実習)の様子