2024.03.25(月)学術活動
中国からの23人の医療団が隈病院見学
2024年3月21日に中国の浙江省と福建省からの23人もの医療団が隈病院に見学に来られました。
浙江省杭州市の浙江大学医学部附属病院と杭州微甲医院の内分泌外科医 周功力医師と、福建省第二人民医院、甲状腺血管外科 王鴻程教授に率いられた医師10名、看護師、検査技師などの13名の合計23人もの大集団でした。
まず最近の増築部にできたMIYAUCHI HALLにおいて、宮内名誉院長による隈病院の歴史と診療内容などに関する説明の後で、宮内名誉院長、病理の林医師、企画課の西澤、宮崎の担当の4グループに分けて、増築されたばかりの病院を、8階の職員食堂から順に医局、手術室と大会議室、病棟、病理診断・検査室を案内し、次に患者の皆様の診療の流れに合わせて、1階の初診・再診受付、2階の採血室、検体検査エリア、超音波検査エリア、放射線検査エリア、3階の診察室とカフェ&売店、そして1階の会計受付、薬局への流れを順番に説明しました。
隈病院での超音波検査および超音波ガイド下細胞診には特に関心が多かったようで、多数の質問がありました。
翌22日には外科医師5名が午前8時からの術前カンファレンスに参加し、その内の4名が手術見学をされました。
見学者はいずれも大変興味を持ったようであり、近い将来のさらなる見学の打診もありました。
写真1:MIYAUCHI HALLでの隈病院の歴史と診療内容などに関する講演の後で記念撮影。前列中央に宮内名誉院長、その右に周功力医師、左に王鴻程教授、その左に病理の林医師。
写真2:隈病院の歴史と診療内容などに関する講演の後で、質問に応じて、隈病院の歴史に関する展示内容について説明する宮内名誉院長。MIYAUCHI HALLにて。
写真3:頸部/甲状腺超音波検査の報告書の書き方などについて、熱心に多くの質問をする見学者とそれに対して丁寧に説明する超音波検査士御領さん。
写真4:見学団の内の5名の外科医(前方の5名)が翌日午前8時からの術前カンファレンスにも参加。その後、4名が手術を見学した。