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2024.06.10(月)学術活動

赤水院長がアメリカ内分泌学会で発表

2024年5月31日〜6月4日に米国・ボストン市で開催されたアメリカ内分泌学会(ENDO 2024)で赤水院長が2つの演題を発表しました。

一つ目は、” Establishment of Thyroid Storm Mouse Model and Therapeutic Effects of Ghrelin”のタイトルでの口演を行いました(写真上)。
この口演で、甲状腺クリーゼのモデル動物を樹立し、それを利用して新たな治療薬としてグレリンの有用性を示しました。

二つ目は、”Prospective Multicenter Registry-Based Study on Thyroid Storm: the 2016 Guidelines for the Management from the Japan Thyroid association and Japan Endocrine society are Useful” (写真下)のタイトルでポスター発表を行いました。
この研究は、甲状腺クリーゼに関して全国多施設前向きレジストリ調査を行い、我が国で作成された診療ガイドラインの有用性を示すものです。すなわち、この診療ガイドラインの普及によって、死亡率が半減することが判明しました。

世界中から約8,000名の研究者が集い、例年通り世界最大の内分泌学術集会となった大きな舞台で、当院の赤水院長が2つの演題を発表し、日本の甲状腺医療分野における臨床・研究の目覚ましい成果を発信しました。

口演を行う赤水院長

ポスター発表会場にて撮影

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