2024.06.17(月)学術活動
第97回日本内分泌学会学術総会学会報告
2024年6月6日〜8日に第97回日本内分泌学会学術総会が、神奈川県横浜市で開催され、隈病院の医師が多数参加しました。
赤水尚史院長は、ランチョンセミナー「免疫関連有害事象の現状と課題~内分泌障害を早期発見することの意義について~」で座長を務めました。
内科副科長の西原永潤医師は一般演題ポスター51全身と甲状腺・甲状腺機能検査で座長を務めました。
内科医長の久門真子医師は一般演題ポスター49バセドウ病成人(3)で座長を務めました。
口演発表では、内科副科長の西原永潤医師が、「KEAP1異常症における多結節性甲状腺腫形成とNRF2標的遺伝子発現上昇」について発表しました。
内科医長の久門真子医師は、「当院における甲状腺ホルモン合成障害の表現型:成人期の診断およびマネージメントのポイントとは」について発表しました。
内科の江藤真実医師は「生命予後不良な放射性ヨウ素内用療法不応性甲状腺癌39症例の臨床的特徴」について発表しました。
内科の今村千佐子医師は「見かけ上と真のSITSHにおける臨床検査所見の比較検討」について発表しました。
内科の古村芳樹医師は「TRAb陽性を呈する無痛性甲状腺炎の臨床像の検討」について発表しました。
検査科の山﨑望技師は「試薬中ルテニウム錯体標識抗体に対する非特異反応によりTSH偽高値を呈した1症例」について発表しました。
ポスター発表としては、内科顧問の深田修司医師が、「びまん性甲状腺腫を呈したDUOXA2変異の1症例」について発表しました。
内科の山岡博之医師は「甲状腺穿刺吸引細胞診後に頚部腫脹とたこつぼ心筋症による呼吸不全を来し、一時気管挿管を要した1症例」について発表しました。
内科の鬼頭健一医師は、「甲状腺ホルモン軽度高値のバセドウ病に対するチアマゾール10mgの治療効果」について発表しました。
内科の門野至医師は、「骨病変と高PTH血症があり正常Ca血症性偽性副甲状腺機能低下症が疑われた一例」について発表しました。
学会は、多数の参加者があり、活発に内分泌疾患に関する様々な情報の交換が行われました。