2024.07.10(水)学術活動
第11回日本甲状腺病理学会学術集会参加報告
2024年7月6日、第11回日本甲状腺病理学会学術集会が出島メッセ長崎で開催されました。
当院からは、廣川満良、田中歩紀、兼松里紗が、一般演題としてそれぞれ「甲状腺細胞診報告様式の現状調査」、「細胞診で高異型度分化癌といえるか-当院における7例の検討」、「血中サイログロブリン異常高値例における病理学的検討」を発表しました。
鈴木彩菜は、症例検討にて、「WDT-UMP内に発生したびまん性大細胞型B細胞リンパ腫」を報告しました。
いずれの発表にも活発なディスカッションが行われ、有意義な学術集会でありました。
翌日は、長崎大学にて、研修会「神戸甲状腺診断出張セミナー in 長崎」を行いました。
毎年神戸で行っている顕微鏡実習を長崎で開催させていただきました。
多くの参加者が当院の細胞診標本の質の高さに驚いたとのことでした。
今後もこのような出張顕微鏡実習を行っていこうと考えています。
なお、総会にて、当院の鈴木彩菜が日本甲状腺病理学会の理事に選任されました。
写真1 発表を行っている田中歩紀(細胞検査士)
写真2 神戸甲状腺診断出張セミナーin長崎の様子