2024.09.24(火)学術活動
宮内名誉院長が中国杭州市で特別講演などを行ないました
2024年9月20日〜21日に中国浙江省杭州市で開催された第10回浙江(国際)甲状腺腫瘤学術大会に会長のLei Xie教授から招聘され、名誉院長宮内 昭が特別講演「甲状腺微小乳頭癌の積極的経過観察30年の経験から学んだこと」と「上喉頭神経と反回神経の損傷と音声回復のための神経再建」の講演を行いました。
甲状腺の診療や手術に携わっている医師約400名が参加しました。いずれの講演も多くの質問があり、宮内が丁寧に説明・回答いたしました。
さらに、隈病院に数回見学に来られ甲状腺専門病院を開設されたGongli Zhou先生の要請により、中国の一般市民を対象としたWebカンファレンスにも参加し、甲状腺微小癌に対する積極的経過観察について約30分間の解説を行いました。
Zhou先生によるとそのWebの参加者数は約10,000人との事でした。
宮内は2017年にも杭州市で招待講演をしていますが、この7年間で杭州市は全く見違えるばかりの発展で高層ビルが立ち並び、高速道路網が広がり、東京を凌ぐほどであり、日本経済の停滞が懸念されました。
なお、車の約4割は電気自動車でした。
写真1:第10回浙江(国際)甲状腺腫瘤学術大会
写真2:会長のLei Xie教授による宮内の紹介
写真3:多数の参加者
写真4:甲状腺専門病院杭州微甲医院の前で、Gongli Zhou先生(宮内の左隣り)とスタッフ達と
写真5:中国一般市民を対象としたWebカンファレンス