2019.11.28(木)学術活動
院長 宮内 昭がスペインで招待講演
2019年11月21日から22日にスペイン、マラガで開催された第3回国際甲状腺癌カンファレンスに当院院長宮内 昭が招聘され、”Change of Mentality: Active surveillance of low-risk papillary microcarcinoma of the thyroid”のタイトルで講演するように要請されました。スペインでは現在は甲状腺微小癌であっても全例に手術を行っているとのことであり、手術をしないで経過を見るというのは発想の転換です。今回のカンファレンスには前回の約1.5倍の参加者があり、参加者は大変熱心に聞いておられ、講演の後では多数の質問がありました。また、何人かの先生がスペインでも経過観察を始めたいと言っていました。当院発の「積極的経過観察」がスペインでも広まることはスペインの甲状腺微小癌の患者さんにとって朗報です。
講演する宮内院長
会を主催したGluckmann教授(向かって左)とMarcia Aleman教授(右)