2019.11.20(水)学術活動
第58回日本臨床細胞学会秋期大会の報告
2019年11月16日・17日に、岡山県岡山市で開催された第58回日本臨床細胞学会秋期大会に隈病院から病理診断科科長の廣川満良医師と細胞検査士の鈴木彩菜技師が参加しました。廣川満良医師は「穿刺吸引細胞診―如何に論理的に観察するか、如何に合理的に報告するか」と題して、1時間の特別講演を行いました。細胞診の採取から報告に至るまでの過程を、隈病院での豊富な症例経験と多くの研究結果を背景に論理的に解説し、穿刺吸引細胞診に従事する人たちの知識を深めるのに貢献しました。鈴木彩菜技師は、シンポジウム「各臓器の細胞診の報告様式―その用語と背景について議論する」のシンポジストとして、「甲状腺細胞診の報告様式」を発表しました。参加者の先生方からは、非常に判りやすくて、実際の診療の場でとても役立つ話であったとの高評価をいただきました。
講演をする廣川満良医師