2020.02.13(木)学術活動
第113回神戸甲状腺研究会報告
2020年2月8日に第113回神戸甲状腺研究会がANAクラウンプラザホテル神戸にて開催されました。当院からは、一般演題として内科の深田修司医師が前脛骨粘液水腫を合併したHypothyroid Graves’Diseaseの一例について発表しました。また、内科の羽田幹子医師は、多彩な自己免疫性甲状腺疾患を合併した甲状腺ホルモン不応症の1家系〜当院における甲状腺ホルモン不応症と自己免疫性甲状腺疾患合併例の検討〜ついて発表しました。頭頸部外科の佐々木崇博医師は、甲状全摘術後にintact-PTH偽低値を来した症例について発表しました。一般講演の後で特別講演として、獨協医科大学埼玉医療センター糖尿病内分泌・血液内科主任教授の橋本貢士先生が、バセドウ病の再燃再発を予測する新規バイオマーカーSiglec1の発見とその臨床応用というタイトルで講演をしました。一般演題、特別講演とも、参加者により大変活発な討論がなされ大変盛況な研究会でした。