バセドウ病でアイソトープ治療をすると太る? (ばせどうびょうであいそとーぷちりょうをするとふとる?)
甲状腺ホルモンは、代謝を亢進するホルモンで甲状腺ホルモンが過剰となるバセドウ病では、動悸・発汗過多・食欲亢進とともに体重が減少します。抗甲状腺薬・手術・アイソトープ治療などいずれの治療法でも、甲状腺ホルモンが過剰な時と同じような食事を続けていると、甲状腺機能が正常になったときには必ず太ることになります。太らないためには、症状の改善に合わせて食事量を減らす必要があります。
また、甲状腺機能低下症になると太るといわれます。確かに、甲状腺ホルモンが不足すると代謝が落ちて、体重が増えやすくなります。しかし、甲状腺機能低下症になっても放置するわけではなく、甲状腺ホルモンを内服し、甲状腺機能としては正常の状態になりますので太る原因にはなりません。
関連記事