バセドウ病の健康寿命について (ばせどうびょうのけんこうじゅみょうについて)
とくに高齢者では各臓器の予備能が低いため甲状腺機能亢進症に対する抵抗性が弱い傾向にあり、例えばバセドウ病に合併する心房細動では高齢者ほど心不全の合併率が上昇します。
そのため高齢患者さんの場合はできるだけ早期に甲状腺機能を正常化させる必要があります。
また、一般に加齢とともに骨減少症や骨粗鬆症の頻度は高まりますが、甲状腺機能亢進症はその悪化の進行を早めます。
甲状腺機能を正常化すれば骨量は改善が期待できますので、高齢のバセドウ病患者さんでは、健康寿命を短縮させないように、より適切かつ早期の治療が重要になります。
関連記事
▶︎ 「バセドウ病の原因」へ
▶︎ 「バセドウ病と首の症状 」へ
▶︎ 「バセドウ病の目の病気(バセドウ病眼症)」へ
▶︎ 「バセドウ病と心臓の病気 」へ
▶︎ 「バセドウ病を放置しておくと」へ
▶︎ 「バセドウ病と橋本病の違い、甲状腺の病気の違い 」へ
▶︎ 「バセドウ病は完治する?」へ
▶︎ その他「バセドウ病」に関する記事
▶︎ 「バセドウ病と首の症状 」へ
▶︎ 「バセドウ病の目の病気(バセドウ病眼症)」へ
▶︎ 「バセドウ病と心臓の病気 」へ
▶︎ 「バセドウ病を放置しておくと」へ
▶︎ 「バセドウ病と橋本病の違い、甲状腺の病気の違い 」へ
▶︎ 「バセドウ病は完治する?」へ
▶︎ その他「バセドウ病」に関する記事